Got Aruba IAP-103-JP

どこからともなく予算が割り当たったことにしたので、Aruba IAP-103-JP が降ってきました。

機体筐体はこんな感じ。Cisco Aironet 3602i やらと比べるとだいぶコンパクトでカワイイ。

裏側のネジ4つを外すと表カバー、裏カバー、基板の3つに綺麗に分かれる。分解はしやすい。

アンテナ(基板の表カバー側)はこんな感じ。いわゆる逆Fアンテナの模様。 見ての通りアンテナは2つだけで、2.4/5GHz帯共用らしい。

チップ実装面はこんな感じ。シールドを一部外した状態。 右側のシールド内のチップはAtheros AR9582-AR1A。 左の黒いヒートシンクが付いているシールドからちらっと見えている石はAtheros AR9344-BC2AでこちらはSoC。 前者で5GHz帯、後者でCPU兼2.4GHz帯を捌いてる模様。 中央上部、ACアダプタソケットとEthernetソケットの間にピンヘッダが出ている。 細かく調べてはいないがシリアルコンソールが取れるのかもしれない。

この子はIAPタイプなのでコントローラとしても動作する。ダッシュボードはこんな感じ。 1台だけだからかもしれないがCisco WLCと比べるとだいぶシンプル、というか設定できるところが少なめっぽい。よしなに調整してくれるのかな?

AppRFを有効にしてると以下の様に通信内容の分析がAP/クライアントの単位でできるらしい。

今のところ自宅ではAP機能(アクセスモード)に用はないので、スペクトルもモニターモードで動作させている。 このモードだと「スペクトラム」メニューにて非802.11デバイス一覧や、全チャネルのチャネル使用率&品質が見れるらしい。 なおアクセスモードだと動作中チャネルのそれに限定される。

ところでIAPが一台あれば、Remote APモデルのもの仕入れて繋げて遊べたりするのかな? AP105はヤフオクで1500〜2000円/台の価格で数多く出ており、簡単に中規模ネットワークは組めそう。 なお一部のAruba APは某用途向けにファーム/基板ごと特殊モデルと聞くので対象外になりそうではある。

軽くぐぐってみた限り、以下のスレッドにあるとおりクラスタのAP数上限というのはないらしい。 推奨値128とあるようだがここまで巨大なものを組む予定はないので遊ぶ分には困らなさそう。

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